加工・工具

オメガチェーン 解剖

友達のシルバージュエリー作家さんからオメガでパールのブレス作れないだろうか?と

オメガネックレスは強引に曲げると折れて型崩れしちゃう

強度的に無理なんじゃ?とは言ったものの

オメガのネックレスって変形の修理はあるけど

切れないのでどんな構造になってるのか、そう言えばじっくり見た事がない

そこで、大昔販売してたシルバーの丸オメガが残ってたので解剖してみた。

センターの丸線に極細テープが4本巻きつけてある。

構造はいたって簡単なんだね 

中心の丸線で強度を保ち、まわりの極細テープで美しさとバネ性が出てる感じかな

だから曲げすぎると癖がついちゃうわけね。

ふと思ったんですが、ならば中心の線を形状記憶合金ワイヤーにすれば

型崩れしにくいネックレスが出来そうじゃない?

刻印がK18じゃなくてK18GFになっちゃうんだろうけど

貴金属価格高騰の現在ならそれもありかと

調べてみたら、すでに金でも形状記憶合金化したものがあるんですね、勉強不足でした

しかし・・・・軽量化タイプって、この構造でどうやって軽量化してあるんだろ?

リバーシブルってどうやって作るんだろ?

考え出したら眠れなくなりそうなのでそれは置いといてww

職人はパールに穴あけて、オメガ短く加工して、試作品完成

強度は使ってみないとわかりませんが

何事もまずはやってみる、作ってみるだね~

ひとつ勉強になりました

真珠をどうやって固定するか悩んでたら

たまたま、さっきジムのランニングマシンのテレビにパールステーションネックが出てた

最近、パールのステーションネックレスは人気ありますね

好きなところで留められる!  え~~??どうやって???

よくわからなかったけど、よく見るとパールの穴の両側に

スライドチェーンの金具みたいなのをつけてある

その手があったか~、良いアイデアだね

シリコンが飛び出ないように真珠の内部を軽くえぐってから流し込み

固まってから穴あければOKじゃないかな。

これは後日挑戦してみます

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