シンプルなデザインのジュエリーは既製の枠を使ったほうがローコストで出来るんですが
ひとつひとつ、ロー付けして組みあげていきます。
爪になる小さな線を4すみに正確に
傾かないようにまっすぐロー付けしなければいけません
最近は、こういう仕事も少なくなりました
昔はいかに正確に、設計図に忠実に美しく作れるかが職人の腕の良し悪し
今は正確さで言えば、機械に任せればミクロレベルできっちり作れます。
ミクロどころか工業分野ではナノレベルだからね~
飾り職人に求められるのは、綺麗に出来るのは当たり前で
デザイン・センス・・・・クラフトマンではなく、クリエイター・アーティスト
作るだけじゃなく、創れる職人にならなきゃ生き残れません。
ふとわが身を振り返ってみても、こんな手作業のアナログな物づくりしながら
コンピューターで作るCADの勉強もしてる。
もの作りの時代の変化は本当に激しいな~
なんて思いながら、たくさんロー付けしました。
近未来は、手作業なんてほとんどなくなって飾り職人は伝統工芸になるのかも
自分だけのオリジナルジュエリーも、より美しく、より早く、より安価に手に入る時代
一日でも早くそんな時代が来ると良いと思う
でもね・・・・作るがわの楽しみで言えば、やっぱりアナログな方が楽しいっす
今日作ったペンダントも、ピンセットの形状も削って整える・使うローの種類・火の当て方
10人職人がいれば10人違います、みんな創意工夫。 面白い
僕は釣りが好きなんですが、物づくりと釣りは似てるかもな~
魚群探知機やソナー使って、電動リールで初心者でもブリが釣れちゃう時代です。
海上釣堀のイケスの中で子供でも真鯛も釣れる。
確かに、手軽に美味しい高級魚をゲットできる時代
でも、楽しいか?って言われたら うーーーん
魚のいる場所・水深を考え、食欲のある時間を狙い、魚の求めるエサを予想し仕掛けを作り
釣り糸を垂れる・・・・僕は釣りに行っても土産を持って帰ったためしがないんですけどねwww
創意工夫、まさに魚との勝負
難しいほど面白い
バタバタしてて、久しぶりのほろ酔い日記で長々と支離滅裂に書きました
いろんなものがテクノロジーで劇的に変化する時代
アナログとデジタルが混在してる、イノベーション・・・パラダイムシフト
その変化についていくのも大変だけど
面白い時代に産まれたな~って、ふと思いました (^_^)
コメント
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基本中の基本!
何事も、基本が大事ですよね~
アナログとデジタル・・・何ともいえない題材ですね
例えるなら、日本刀を作るのに
未だに人の手が欠かせないのは何故か?
と言う感じでしょうか。
結局、デジタルとアナログは適材適所って事なんでしょうね~
アナログは線
デジタルは 点
と言えますが、アナログを簡単に扱う為に
デジタルがあるのだと思っちょります(・ω・)
なのでアナログが扱えて、初めてデジタルも本当の意味で
生きて来るのだと!そう思う!!(熱
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>Jewelry & Accesary 'un-Dさん
そうだね~ 基本は大事ですね
デジタルもアナログも・・・
どちらも扱うのは人間だもの (^_^)