専門的な話になります
現代は3DCADでデザインして3Dプリンタでモデルを作り
精密鋳造でジュエリーを作る事が多いです
言葉に書けばパソコンとロボットが簡単に作ってくれる時代のように感じますが・・・
まだまだ難しいところが沢山あります(-_-;)
3DCADデザインは幅、厚み、長さ、強度など考えてデザインしなけばなりません
石を留めたり仕上げに関してはロボットでは無理、職人の技術が必要です
鋳造・・・ここも流動性の悪い金属を溶かして鋳型に流し込む作業
金属が流れる湯道をどの太さでどこにどの角度で付けるのか?
鋳型の温度、金属の温度、鋳造圧力
近い将来、AIがすべて計算して付けてくれる気もします
20年、30年前と比べたら、ほぼ作れないデザインは無くなりました
自由の翼を手に入れた近代ジュエリーだけど
今のところまだまだ職人技、経験と勘がたよりのジュエリー制作の現場です
鋳造はいつもベテランの職人さんにお願いしています
餅は餅屋ですからね(^^)
今回は急ぎで造形していただいて
シルバーだったので当店で鋳造はトライ!
完ぺきとは言わないまでも鋳造成功!
正直に書いとくと理屈では頭の中では成功だけど
いちかばちか(;’∀’)
良かった!
馬には乗ってみよ人には添うてみよ
物事はやってみなけりゃわかんない
そこそこ大人になると失敗は怖いししたくないけど
時には失敗覚悟で挑戦するのも大事ですね
Sさん、早々に造形頂いてありがとうございました
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