サイズ直しと仕上げをするリング
ここまで使い込んでいただけるのは、ジュエラーにとってこんなにうれしいことはありません (^_^)
最近はあまり見かけませんが、昔は腕が切れるほど擦り減ったリングを良く見ました。
メンズリングは特に24時間つけっぱなしの方が多いです。マリッジリングもそうですね
特にトラックドライバーの方はハンドルといつも当たってるので、太くてごついリングも減るのが早いんです。
そんなに簡単に減るものではありませんが、金やプラチナは柔らかい金属なので
付けっぱなしの場合、仕事によっては数十年という歳月でかなり磨耗します
サイズ直し後、小傷を取って綺麗にします。
簡単に綺麗にするには表面を削ってしまえば早いのですが
ここが腕の見せ所
ハンマーのような形の超硬先端工具が高速回転し、金属表面の凸凹を平らにならしていきます
削らずに平らにしていくので、地金が減ることなく傷を取ることができます
また、金属の加工硬化によって表面が硬くなり、傷も付きにくくなります
平らにした後、目の細かいサンドペーパー、コンパウンドでさらに磨いていきます。
ジュエリーを作るだけでなく、メンテナンスするのも飾り職人の重要な仕事
手間を惜しまず、真心こめてお客様の大切なジュエリーをメンテナンスいたします。
石が緩んだ、傷がかなり目立ってきた・・・そんな時はお気軽にご相談くださいませ(^_-)
コメント
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なるほど、このヘッドはそう言う風に使うんですね。
カタログなどでは良く見るのですが
今ひとつ、使い方?使い道??が不明で。笑
今日も一つ賢くなった!
毎度、お世話になります(^^
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欲しいと思うけど・・・それ高い(T^T)グスン
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>Jewelry BRAND 'un-D ~ あんでぃさん
本来は鋳造のスを埋めるためのリューターポイントです。
でも、文字入れを消す時とか、かなり大きな傷も消せるので神的ポイントです。
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>彫金作家Ryoさん
確かに!! 超硬工具は高いですね(T_T)
でも、このハンマーは神ですよwww
このハンマーはパワフルなブルドーザーの如く
刻印打つのを失敗しようが、鋳造時のスがあろうが削らすに綺麗にしてくれます (^_^)
スはなくても、細いリングなんかは強度をあげるために、わざわざ全体をこれで打つ事もあります。
カッチカチになりますww
ちょっと高いけど、ワックスで作られる方には特におすすめの工具ですよ(^。^)