ロー付けの基本

★ロー付けとは金属と金属をロウを使い、熱で接合することを言います。
★用意する物  ロウ・フラックス(ホウ砂)・バーナー

☆ロウ付けの実際
 まずはじめにロウ付け部分にフラックスを塗ります。
 このときに、あまりべたべたと広範囲で塗らないこと。
 爪楊枝などで、ロウを流す部分に染み込ませるように塗ります。
 バーナーで軽く乾かしておきます。

☆銀ロウをのせて、溶かします。まずピンセットで銀ロウを置きます。
 バーナーで全体をあたためるように温度を上げていきます。 
 ロウは地金自体の温度が上がっていないと溶けません。
 必ず、地金のほうから先にあたためてください。
 地金自体がうっすらピンク色になったらロウに火をあてます。
 ロウは溶け始め、液体になってすきまに流れ込んでいきます。
 ロウは温度の高いほうへ流れようとします。
☆ロウ付けが終わったら、ジュッと水に入れて冷やします。
 裏側までしっかりロウが流れていればOK。

☆酸洗い
 ロウ付けした作品は、表面に酸化膜が出来、フラックスなども残っています。
 軽く火であぶったあと、希硫酸につけます。
 これを酸洗いといって、表面に付着した汚れや酸化膜を一皮むきます。

 硫酸は扱いも難しく手に入りにくくなっています。
 代用品として、デュクセル・ピックリングコンパウンドなどの商品名で販売されています。
フラックス(ホウ砂)について
フラックスの役目は酸化を防ぐことです。金属は熱すると酸化膜が出来ます。表面に酸化膜が出来ていてはロウはうまく流れません。フラックスは、ホウ砂の酸化物を吸収する性質を利用して表面の酸化を防ぐのです。何度ロウ付けをやり直してもうまくいかない時は酸化膜が出来ている場合が多いです。そんな時は、一度ロウ付けするところをヤスリやキサゲなどで一皮むいてみて見てください。
つやを出す場合は、ウィノールを付けてみがきます。

★ロウ付け時のポイント
フラックス(ホウ砂)は少なめに
ロウより先に地金をあたためる。
ロウは熱いほうへ流れる。


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