銀粘土の特性

※下記の表は個人的な感想です。
 強度などは作り方・焼成具合によってもかなり変わります。
銀粘土使用時には説明書を良くお読みになってご使用ください。

焼成温度 収縮率
(長さ)
乾燥
(必ず250℃以下で乾燥)
特徴

注意点

アートクレイシルバー  850℃→10分
800℃→30分
10% 普通
やや早め
扱いやすく、焼成時の失敗が少ない。
初めての方にはおすすめ。
焼成後の強度はPMCクイックより若干劣る。
アートクレイ 650 800℃→5分
750℃→10分
650℃→30分
10%  普通 低温焼成可能なので、ガスコンロなどでもしっかり焼成出来る。
焼成後の強度が高い
焼成j時に内部の水蒸気による破裂があります。乾燥はしっかり・・完璧に!
アートクレイ
スロードライタイプ
850℃→10分
800℃→30分
10%  遅い 乾燥しにくいので薄い作品・細い作品に向く。
シリンジに入れて押し出す事も出来る。
時間をかけて成形できるので、編み込む様な作品も可。
厚み3mm以内の作品が良い
水に馴染みにくい。
ほんの少し収縮率が大きい
アートクレイ 650
シリンジタイプ
800℃→5分
750℃→10分
650℃→30分
10% 普通 中空作品や、浮き出た模様を作る事が出来る。 使い終ったら、必ずノズルの中の粘土は綺麗にしておく。
アートクレイ 650
ペーストタイプ
800℃→5分
750℃→10分
650℃→30分
10% 普通 焼成後の作品同士の接着も可
油性ペーストとペーストタイプの中間的な性質で、非常に扱いやすく便利
アートクレイ油性ペーストより焼成後の強度は若干劣る
アートクレイ
油性ペースト
850℃→10分
800℃→30分
 遅い 焼成後の銀粘土同士の接着・亀裂等の修復には最適。補修跡も残りにくく、強度も高い 乾燥しにくいので、しっかり乾燥させてから焼成してください。
電気炉で常温からの焼成推奨
アートクレイ
ペーパータイプ
800℃→30分 10%  遅い
紙の感覚で成形できるので非常に繊細で美しい作品が出来る。
出来上がり重量が軽いので、特にブローチなどには良い
薄いのでリングに使用するときは強度に注意
アートクレイ ST 800℃→30分
焼成条件 限定
10%  普通
変色しにくい銀粘土。 アートボックスでの焼成は不可
高温短時間では× 850℃以下
30分しっかり焼成する事
PMC
スタンダードタイプ

900℃→1時間 20〜30%  遅い 乾燥が遅いので、ゆっくり造形できる。
シリンジに入れて押し出す事も出来る。
時間をかけて成形できるので、編み込む様な作品も可。
収縮率が大きい。
焼成時間が長い。
PMCクイックタイプ
900℃→5分
850℃→15分
800℃→30分
8〜12% 普通 扱いやすく、焼成時の失敗が少ない。
初めての方にはおすすめ。
アートクレイより焼成後の強度は高いが、収縮率はほんの少し大きい
PMC3
750℃→5分
700℃→10分
600℃→30分
8〜15% 普通
やや遅め
600℃で焼成出来るので、SV925のパーツなどとも組み合わせる事が可能。
焼成も簡単で、初めての方にもおすすめ。
焼成後の強度は銀粘土の中では一番高い
純銀粉末が小さいため、内部の水分が蒸発しにくいので、乾燥はしっかり。
PMC3
シリンジタイプ
750℃→5分
700℃→10分
600℃→30分
10〜15% 普通 中空作品や、浮き出た模様を作る事が出来る。 使い終ったら、必ずノズルの中の粘土は綺麗にしておく。
PMC3
ペーストタイプ
750℃→5分
700℃→10分
600℃→30分
10〜15% 普通 焼成後の作品同士の接着も可
油性ペーストとペーストタイプの中間的な性質で、非常に扱いやすく便利
アートクレイ油性ペーストより焼成後の強度は若干劣る
PMC
シートタイプ 
750℃→5分
700℃→10分
600℃→30分
8〜12% 遅い  紙の感覚で成形できるので非常に繊細で美しい作品が出来る。
出来上がり重量が軽いので、特にブローチなどには良い
薄いのでリングに使用するときは強度に注意


銀粘土選びのワンポイントアドバイス

☆まったく初めての方には PMC3・アートクレイ650
 扱いやすく、ガスコンロ・ポットによる焼成でもしっかり焼成可能。焼成後の強度も高い
 (650は特にしっかり乾燥させてから焼成してください)
 個人的にはどちらかと言えばPMC3がおすすめかな

☆2mm以上、極端に厚みのある作品・ボリュームのある作品はアートクレイ・PMCクイック
 新タイプの粘土に比べて、 通常のタイプは焼成時の破裂などが少ない
 体験教室など短時間で作る時にもおすすめ

☆お花や、組みひものような複雑なデザインはスロードライ・PMCスタンダード
 
乾燥がゆっくりなので、編んだり組み合わせたり時間のかかる作業に

☆中空メッシュデザイン・浮き文字・模様つけ シリンジタイプ
 
彫るのではなく、シリンジで盛り付け、デザイン部分を浮かせる事が出来ます。
 シリンジは使い方ひとつで表現力が豊になります

☆乾燥後の銀粘土同士の接着はPMC3ペースト・650ペースト
 通常の粘土を水で溶いても可。上記のペーストはさらに接着力が強力。
 (自分で作ったペーストとは性能が落ちますので混ぜないでください)

☆焼成後の銀粘土同士の接着・修復は油性ペースト
 
焼成後のパーツ同士はもちろん、接着力はナンバーワン!小さなパーツの補強などにも
 なかなか乾燥しにくいので、慣れないと扱いにくいかも。
 上手に通常のペーストと組み合わせてご使用下さい
 
☆ブローチやデザイン シートタイプ・ペーパータイプ
 大変薄いので、軽く作りたいブローチ
 切り取って貼り付け幾何学模様のデザインなど

☆変色しにくい不思議なシルバー アートクレイST
 STはわずか1パーセント他の金属を混ぜる事により変色しにくいシルバーを実現
 ST以外の銀粘土は焼成後すべて純度99.9%以上の純銀
 STは純度99%以上となります(日本では純銀表示になりません)

 

大まかな説明ですが上記のような感じで使い分けていただけば良いと思います。
もちろん、使い方次第でどの粘土を使っても作成は可能です。
自分の使い安い銀粘土を見つけてくださいね

 

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